【ゲーム紹介】秘封ナイトメアダイアリー編
ジャンバルレポから1ヶ月ぶりの更新です。
さて、お盆も明けてしまいましたが皆様はどこかへ出かけられたでしょうか?
私は特に遠くへh
???「令呪持って命じる
どこへ行く行くしてた
ブライアンヌダルク オルタ」
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「はぁ!?くだらない事で令呪なんて使って
バッカじゃないの!?
う、嘘…口が勝手に…う、ごく…
コ…ミケ…よ…。。。はぁはぁ…」
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「被告人、ブライアンヌダルクオルタ
火刑に処す
これにて、尋問おしまい。笑」
同人誌=エロ本という一元的な考えの人も存在するこの世の中では、リアルだとこうでもされない限り明かせないですね!!!!!!
火刑ほどではないでしょうがクソ暑かったです。例年よりも首にヒヤロン当てられながら車椅子で運ばれる人を多く見た気がします。
そんな猛暑だ酷暑だいつも以上に騒がれる時に何万人もの人が集まりさらに暑苦しくなる戦場までわざわざ赴いて何を手に入れてきたかといいますと・・・
▲タイトル画面
こちら!!上海アリス幻樂団がお贈りする東方Project第16.5弾となる作品
「秘封ナイトメアダイアリー ~Violet Detector.」
今回は自分が好きな作品の1つ、その最新作をネタバレが過ぎない程度に紹介していきたいと思います。過ぎない程度なだけで多少はあります。ご了承ください。
こうかいしませんね?
初の遊戯王以外の記事なのでまずは…
・東方Project(以下東方)ってどんなゲーム?てか東方ってゲームがあったんだとかいうのは火刑に処す
敵が繰り出す弾幕を避けながら攻撃を撃ちこんで倒せ!!
初期のよくわからん会話のやりとりは深く考えるな!!!
おわり(スマブラSPのパクリ)
東方の概要や舞台、キャラクターなど主要なデータは適当に調べてもザクザク出てきますので、各自調べてみてください。ここで説明する手間省きたいし
…調べ終わりましたでしょうか(フレーズ使い回し)
全然わからん(ジャガー)。だがでけぇリボン付けてて腋の部分がなぜか露出してる紅白巫女とハロウィンにいそうな金髪の魔女のキャラクターは何かしらで見た事あるという人は多いかと思います。
その2人はいわゆる「整数ナンバー*1」の自機(主人公)。
小数点が付くナンバーは外伝的立ち位置。ただしアクション作品は時系列にガッツリ関わります。
・今作の主人公は?
「じゃあタイトル画面の、その2人の記号に合致してないよく分からねえファッションセンスの眼鏡っ子は誰だよ」と思う風神録あたりでキャラの知識が止まっているであろう貴方、彼女こそが今作の主人公「宇佐見菫子(うさみ すみれこ)*2」なのです!
▲初登場作の第15.5弾「東方深秘録」より この時はラスボス。人間やめちゃってない"純粋な"人間がラスボスを務めたのは18年ぶり。そして”宇佐見”姓や所属サークル名が判明した時、東方界隈に強烈な爆弾が落とされた。
こちらのキャラクターが登場したのは3年前!ここで、みんなにお願い!こちらの「宇佐見菫子」が好き、もしくは東方深秘録が好きだったら「いいね」を押してほしいぞ!(水素水公式スパム)
登場からもう3年経っているという現実がのしかかる。今作でも女子高生って肩書だから留年疑惑。寝てばっかなのに成績は優秀^~~~だが
そんな現実にいられるか、夢に逃げてやる!!!
…ん?待てよ、今回のタイトルはなんだった?
ナ イ ト メ ア
やぁ、(詠唱中断)
・超大まかなストーリーとゲームの説明
何やら不穏な視線を感じたが…そう、これは菫子が体験した連日の悪夢の日記。
ある日、不思議な夢を見続けるようになった彼女に幻想郷の皆が襲いかかってきた!
▲最初のステージの戦闘前
上で述べた本編の主人公のひとり「博麗霊夢(はくれい れいむ)」。敵に回った途端この煽り顔に言葉使いである。
一度は霊夢を退けるも、同じ夢が続く… そこで―
「どうせ抜け出せないんなら楽しんでやるよ!
この不思議な夢も全部記録をとってSNSに投稿して
イイネを集めまくってやるぜ!」と吹っ切れた菫子。
そして超能力レベル1「バレットキャンセル」が解放!
アプリをインストールした事で撮った弾幕を消すことができるようになりました。
▲第9.5弾「東方文花帖」より。スクショの選択に他意はない、かも
何を隠そう今作は過去に登場した弾幕撮影ゲームの流れを踏んでいるのです。
一見避けられない整数ナンバーじゃ無いような弾幕を撮影して切り取り、抜け道を作っていきます。過去作との違いは
●今作はショット(通常攻撃)ができるので、撮影アクションはボム攻撃のようにショットとは別のキーで行う
そのため、クリア条件も過去の「○枚撮影する」ではなく「ボスの体力?ゲージをゼロにする」です。
過去作ではショットはできませんでした。これは撮影した本人の弾幕が写ってしまうのは撮影の目的とポリシーに反するため…という設定。
●写真にボスが写っていなくても撮影された事になり、その分スコアが入る
ただし1枚も撮らないでボスを倒してもクリア扱いになりません。
ちなみにボスを写真に収めれば大きなダメージを与えられます。
●フレームの横長⇔縦長切り替えができない
第12.5弾「ダブルスポイラー」で追加された要素。一種の救済措置でもあったのに…
スマホで横長の写真撮ろうと思って機械横にしても縦長のままがたまにあるのを再現せんでいい
●クリア後の選択肢に次のステージにすぐ挑戦するというものがない
個人的に違和感を覚えた部分。これに関してはそこまで言うものでもない気はしますが… 今回製作が急ピッチだったらしいですしね。
✉️ 受信MAIL[1/500]
Date:2018/08/10 10:30
From:博麗神主
Sub:もう逃げられねぇぞ
_________________
宇佐見、自分が今どういう状況なのか
分かってんのか?
「イ○スタ映えな悪夢、見せてやるからな」と言わんばかりの日々が幕を開けます…
▲レベル2以降の超能力名は一応ボカして伏せときます。クリア済みの画像で申し訳ない
超能力は全部でレベル5まで存在します。曜日(レベル)を進めていくうちに解放されますので、活用すべし。
また、最終日以外の曜日はその中のどれか1つでもクリアすれば次に進める親切設計なので、どうしても行き詰まる弾幕があった場合はクリアできるものだけやってしまってさっさと曜日進めて超能力を解放してからリベンジするのも手だと思います。
・レビュー(のつもり)
弾幕撮影ゲームの系列(弾幕アマノジャク含め)は整数作品と違い新キャラは出ても1人であったり、過去作のキャラが多く登場する(しかも会話パートは多くはない)という点では世界観の入門に取っつきにくいかと思われますが、
プレイ性の面でいえばクリアすればそのたびに中断できるため1つの弾幕攻略にじっくり時間をかける事も可能ですし、「今日はどこまでやろう」「アレだけはいつまでにクリアしよう」等と目標を立てて進行しやすく、自分のペースで遊びやすいのでそういう点では優れています。1個クリアするまで続けるとは言ったが金閣寺が難しすぎる? 特に回復したAPやらスタミナやらが漏れるだなんだで遊びに関しては時間に厳しい現代人諸君。
過去作キャラの登場という点については、今作は夢の世界が舞台だからか、何でもアリ感半端ないです。何がそんなに半端ないかはゲームを進めてのお楽しみ。
そして東方の世界を彩るうえで欠かせないハイクオリティなBGMも健在。
撮影系列のBGMは本編と比較すると、1セクションに時間をかけて攻略する事を想定して長時間聞き続けても飽きが来にくいように作曲されたものが多い傾向にあります。作業用BGMにも適しているかも。聞き続けて難関弾幕がフラッシュバックしても自己責任で。
あと「永遠の三日天下」は人気投票でもっと上位行ってほしいので皆さん次回は忘れずに投票してくだちい。
▲誰かの面影を感じる…
演出面について―
菫子が外の世界の人である事と、今作では写真をSNSに投稿するという設定から評価点(ボスや弾幕スレスレで撮影した、ツーショット、弾の色ボーナスetc.)にハッシュタグが使われている等、これまでの作品よりも非常に現代チックな要素が見えています。それだけでなく上記の画像のようにタグの一部や彼女のコメントにwが使われてたりもします。座薬ネタ*3まで…
近年、ドラマやアニメの劇中でもSNSが登場する機会が増えておりその中での書き込みも現実をイメージして砕けた感じにしていたり、それこそwを生やしてたり。
動画サイトが登場していればニコニコ動画のようにコメントが画面上を流れたり、Youtubeのライブのようにコメントがリアルタイムで更新され続け流れていくといった演出もあります。
現実とリンクさせる事で視聴者に分かりやすくさせるという作戦かもしれませんが、
視聴者の中にはそれが「寒い」「演出担当の中年以上が若者中心となる文化における面白いものとは何かを勘違いして表現してるのが見ててキツイ」と感じる方も少なからず存在します。かくいう筆者も多少そのような考えを持っている事は否定できません。「ただしそれはテレビ番組という枠組みでやっちゃうから不快に思ってしまうだけで、東方はインターネットを中心に広まっていったので同じネットのネタを輸入していくのは問題ない」という考えもまた然りです。
ここ数年はコミケ含めた即売会、特に東方オンリーの即売会においていかにも義務教育終わってないだろうという見た目の子の参加が年々多くなっている*4(…感じがするでは済ませたくない。実際に参加してみれば分かります)事、
さらに東方を知ったばかりの自分自身と同じ位の年の子が新たに東方の世界にハマりこんで創作をしていくと言う新陳代謝ができあがっているとも言われており、
そういった環境から極端な話10代前半でもとっつきやすくするように現代的要素を今まで以上に盛り込んでZUNさんなりに世代交代を意識した作品でもあるかと筆者は考えております。曰く初心者救済のないシビアな難易度だそうですが今の若者に課金で物を言わせて得られるものではない攻略の快感、自分の腕前が上がっていく実感・喜びを知ってもらうにはうってつけだな!!!(典型的老害)
次の外來韋編のインタビューでそんな事考えてないとか言ったら超能力レベル904「おらもう化」が発動しちゃう
そんな次世代への架け橋となる可能性を秘めた秘封ナイトメアダイアリーは2018年8月31日委託販売予定!!
(世代交代先にとってはナイトメアな日だね♪)
紹介は以上です。ここまで記事を読んで下さった皆様、ありがとうございました。
これを読んで1ミリでも東方の世界に興味を持っていただけたら幸いです。世代交代とクドクド言っていましたが興味を持つ事、実際に始める事に年齢制限は上も下も無いんですから。
・ちょっと進めていくと…
※軽いネタバレ注意
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「じぇ…」
紺魔理*5!!?!!!!!????!?!?
▲第16弾「東方天空璋」より。
一番新しい立ち絵が異変の影響で防寒仕様だったからとは思いますが、これは筆者にとってサプライズでしたね。ありがとうZUNさん…
夢といえば欠かせないこのお方「ドレミー・スイート」。ドレ顔*6は健在。そして汎用性の高そうな台詞を残していきました。
・そしてついに…
ん?
えっ
やぁ、苦
ラウン(呪文)
(ピー)す
(残機が滅びる音)
どうやら人を狂わす程度の能力を持つ妖精そのものをも狂わせ、菫子ちゃんを苦しめ続けている黒幕の正体を筆者は遂につきとめ
・・・
???「やぁ、死」
(ブログはここで途切れている・・・)
*1:いわゆる本編。6ステージ+α構成のSTGで、ここでの出来事を中心に時系列が進んでいく。
*2:外の世界(舞台である幻想郷は現実世界から隔離されており、その現実側)の人間、超能力が使える女子高生。
ファンからの愛称は「会長」。
*3:白い銃弾型弾幕の俗称。酷い時はこれを撃つキャラそのものの呼び名にまでなってしまうが呼称は控えたほうがいい。キャラに失礼というのもあれば化石ネタ感があるので…
*4:博麗神社例大祭、東方紅楼夢など大規模なものが顕著。今年の例大祭では成人向けのゾーンとKENZENゾーンの間が例年以上に広かったです。ただし壁サークルの成人向けは容赦ない。
*5:第15弾「東方紺珠伝」の魔理沙の略称。ご覧の通り生気が感じられない立ち絵が体験版頒布当初から話題になり、製品版でもこのままだった。ぶっちゃけだいすき
*7:クラウンピース。紺珠伝のマジでやべーやつ。