至りたかった境地へ: Re:ステージ! PRISM☆LIVE!! 3rd STAGE~Reflection~
無来闇がアニメからRe:ステージ!(以下リステ)の世界にドハマりし、時に泣き時に笑った結果、舞台探訪ないしは聖地巡礼までするようになった…のはこれまでの記事を参照。
公式アカウントのツイートや10月の一挙放送などで公開された昨年の2ndライブの映像などを見たり、トップス民の道楽と突っぱねていたリリイベやお渡し会にも参加した事で筆者の中で実際にライブへ行きたいという気持ちは日に日に強くなっていきました。
ライブ映像に合わせて盛り上がってたら苦情を入れられたり、チケットの当選メールと落選メールが同時に送られてきて寿命を縮められたりとありましたがなんとか来たる11月17日(日)、
「Re:ステージ! PRISM☆LIVE!! 3rd STAGE~Reflection~」
に参加してきました!!!
▲10:39撮影
ライブ自体は15:00開場ではあるものの物販があったため、こんな時間でもこれだけの数のリメンバーズ*1の皆様が集まっているのを見るのは圧巻です。リリイベなどで人が集まることがあってもその比ではないです。開場間近になればもっとでした。
さて、時間が近づいてきたので筆者もチケットに記された席へと向かう。
▲この扉の先に新参者の筆者も、先輩リメンバーズも知らない世界が待っている…!
あ、そういえばいうの忘れてたけど、
— 伊藤 翼/Tsubasa Ito(作曲家) (@Tsubasacurry) November 19, 2019
今回のリステの3rdライブのオープニングSEも僕が作ってました。
ミライkeyノートのようなイントロで始まったあとドンスマのメロディと絡んで盛り上がる展開にしてました〜。
ミライkeyノートをイメージした、始まりにふさわしいメロディとともにオープニング映像が流れ、いよいよ開演!!
・・・・・・
数時間後―
行きたいと強く願い続けてよかった。
ありがとう、Re:ステージ!
”強い”リステの曲が生バンド*2と生歌で披露されるのは圧倒され、テンションMAXになる事は本当でした。
あの日の記憶は目と耳と脳とハートとソウルに深く刻み込まれました!
セトリは下記URL参照。
びっくりしたのがなんと昼夜ともに最後の椿本Pの告知コーナーまで自己紹介始めとしたキャストさんのMC無しのライブ特化ノンストップ!(正直裏で着替えてたり次にスタンバイするのとかせわしなさそうでステージ見てる余裕なさそう…どうなんでしょう)
2ndライブで俗に言われるボスラッシュ(最後十数曲からノンストップで駆け抜けた部分)が最初から繰り広げられたといっても過言ではありません。
ゆったりした曲もありましたが他もみな立っている中で座ったらせっかくの絶景が見えなくなるのはもったいないと立ち続け振り続けました!さながらブレーキの無い車。
リステの曲は製品化されたもので全69種。そのうち2ndライブ以降のリリースだけでも30曲を超えており、セトリの途中スペシャルメドレーとしてショートver.で送るといった手を打っても昼夜2部で全曲はカバーしきれませんでした。
椿本Pは休憩時間を入れたら起動する爆弾を体内に仕込まれていた…!?
ここからは筆者目線ではありますが今回のライブで成し遂げられた事が3つありました!!!3rdだけに!!!*3
①:アニメの世界の追体験・なりきり
二次元オタクになったからには、誰でも一生の内一度は夢見る「二次元の世界へ行く事」―(神イントロ)
数曲ピックアップして具体例を挙げてみます。
▲昼06:ミライkeyノート 第2話「完全にミジンコ」より
▲昼17:ステレオライフ 披露宴第9話「向こうの親御さんには私から連絡しておくわ」より やっぱ9話のアホ毛がデカすぎる
キャストの皆さんが事前に度々口にしていた通り、アニメが放送されてから初の大型ライブという事がポイントであり、牧野天音さんがライブ前のKiRaRe Radioで口を滑らせてしまった「アニメ映像とのリンク」が見どころの一つです。
ちなみに裏話ですが、LIVEのサブタイトル「Reflection」は、直訳すると「反射」「反映」などの意味があり「アニメのステージをリアルのステージに反映する」とか「ステージや皆さんの"熱"を反射させて会場のボルテージをあげる」みたいな、そんなイメージと願いを込めてつけました!(PC椿本)#リステ
— Re:ステージ!公式 (@rst_project) November 18, 2019
アニメで使用された楽曲の”だいたい”は曲に合わせてモニターに映像が映し出されます。上記のツイートの通りアニメのステージが現実世界にやってきて、そして今回現実のステージを過ごしてからアニメを見直してみれば感動・熱さが更に引き立つ、いつも聞いてるリステの曲にライブの記憶が添えられて特別な存在へと変わっていく!
まさにReflectionのサブタイトルに偽りなし。
中でも↑画像のミライkeyノート、ステレオライフは舞菜(牧野天音さん)&紗由(鬼頭明里さん)というアニメの完全再現!映像との相乗効果で本当に泣き出してしまいました。目から梅こぶ茶という誤魔化しはあえて無しで
▲夜16:For you! For みい! 第4話「もう終わりだみぃ」より(かえのアップはニコニコ生放送による椿本Pのコメント付き一挙放送より)
みぃ!みぃ! とゴキゲンなガヤは収録の際に関係者がやっていたとの事。
みい演じる空見ゆきさんご本人の前で同じ事ができる、その時だけ参加者はみな当時の収録の関係者と同じ立場の事ができていて、アニメの1シーンのなりきりもできちゃう。これほど贅沢な事はありません。
「あぁ 最高のStage」
2,000人以上でみぃ!の大合唱。みいが夢見ているであろう光景がここにあったのでしょうか?
この曲についてはご本人のブログを見るとより一層好きになれるかと思います。
▲昼02:Yes, We Are!!! 第6話「紫ちゃんは私のおばさん」より
コール&レスポンスが楽しいオルタンシア待望の新曲もついにライブ初披露。Purple Rays(昼25)もモチロン披露されました!イントロが流れオルタンシア2人の姿が見えた瞬間からブチ上がり歓声が沸き起こったのはマジでした。
俺幼女先輩なんかなぁ…
▲昼27:OvertuRe: 最終回「これが、私たちの」より
キラメキFutureとOvertuRe:は劇中振り付けやフォーメーションが再現されており、両部で二次元と三次元の区別がつかなくなりそうでした…
OvertuRe:の最後のタメで家虎した奴がいるとの噂ですが正直演奏の爆音と目の前に広がる光景に圧倒されてそっちは聞き取れませんでした…
世界中に笑顔を広げたくないのか?
俺幼女先輩でもあり神崎先生でもあるんかなぁ…
なりきりという面では参加者である我々はもちろん、キャストの皆さんも告知コーナー後のわずかな時間のMCなどでその様子を見せてくれました。
高橋未奈美さん(碧音役)「かわいいまーちゃんを見ることができてよかったわ」←牧野さんのほうを振り返る
田中あいみさん(珊瑚役)「ちょっ…」←向きを戻そうと高橋さんの体を持つ
※台詞に誤差があるかもしれません。ご了承ください
▲第10話「戦闘力がどんどん上昇している」より ここから盗撮写真の見せ合いに発展する
また、2ndに引き続き今回もアプリ(リステップ)で6人組を投票で決めてライブでスペシャルユニットを組むという企画も行われ、結果は
舞菜(牧野さん)・紗由(鬼頭さん)・かえ(立花芽恵夢さん)・紫(小澤亜李さん)・珊瑚(田中さん)・ハク(佐藤美季さん)と1年生キャラで固まる結果となりました。2人ずつ段から降りてくる際に鬼頭さんと田中さんがジャンケンをしながら登場という嬉しい再現で会場から笑い声が。…残酷な争いの勝敗はつきました。
アニメに加えて全員のソロ曲ができたこともあって、キャラクターとキャストのシンクロ率が増したのではないでしょうか。それだけに先に述べた様にMCの時間がわずかだったのが惜しくもあります。次にライブがある時はMCの時間もきっかり設けてワチャワチャ盛りがあってくれたらいいなぁと*4。
あとの2点は完全に個人の問題。
②:「あの時からハマっていれば…」となっていた過去のライブの追体験
上記のPurple Raysがそのひとつですが、過去のライブでも使用された曲についてですね。特に自分の中では伝説という立ち位置である2ndライブの映像は後述のリリイベに行きたいという原動力でもありました。
また、映像として記録されてはいませんが今年4月に行われた1stツアーで披露されたといわれる曲も同様です。いつかはク・ルリラビーとキライキライCЯYもフルを目の前で見たいですねぇ。
何よりも昼の部のアンコール・憧れFuture Signで田澤茉純さん(瑞葉役)の「とびきり大好きー!」を生で聞けた事で夜の部が残っているのに魂が満足して消えかかりました。
③:8月のリリイベで緊張してしまった過去の自分へのリベンジ
KiRaRe6人のソロ曲についてはこれです。ライブ現場というものがよく分かっていなかった筆者が生意気にもリリイベに行き、生意気にもいい感じの席で初めて本物のKiRaReを見た時に緊張してしまい、トーク後のライブでも他のリメンバーズの皆様のガッツに圧倒されてしまったため、今回はそれのリベンジという意味も兼ねていました。
3か月前
♪いちばんカワイイのだあれ?
周り「「「そらみぃーーー!!!」」」
無来闇(ビクッ!!!)
⇩
⇩
今回
♪いちばんカワイイのだあれ?
無来闇 リベンジ「そ゛ら゛み゛い゛い゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
※この叫びについても空見さんのブログ参照
当時は狭い部屋の中でやったから下手に叫べないと判断したからとはいえ、
俺は過去の自分を超えたんだ…! Beyond me!
非リメンバーズのフォロワーさんにも一度は聞いていただきたい無来闇's アルティメットチョイス
- 昼13:Invisible Diamond
- 昼16:ガジェットはプリンセス
- 昼18:せーので跳べって言ってんの!
- 昼19:Infiction
- 昼20:Silent Dystopia
- 夜02:リメンバーズ!
- 夜07:DESERT BLACK FLOWER
- 夜12:アイノウ・アイノウ
- 夜15:ミライKeyノート
- 夜18:Seventeen Feels
- 夜25:Dear マイフレンド
- 夜EN01:Don't think, スマイル!!
- 夜EN02:ハッピータイフーン
ここからはライブ全体を通して主にアニメで使われていないものを何曲かピックアップしていきたいと思います。
筆者のフォロワーさんはリメンバーズの割合が1割に満たないため、曲自体の簡単な紹介(個人の感想です)とSpotifyのリンクを載せてみました。興味があったら是非聞いていただきたいと思います。
全ての曲に圧倒されっぱなしでしたが"あらそい"にも少しは参加したいので全曲の感想はリメンバーズの皆様のレポートを探してキミの目で確かめてみてくれ!!(現代ならクレーム確実の攻略本)
昼13:Invisible Diamond
今月の頭にリリースされたばかりのミニアルバムよりテトラルキアのリーダー・玄刃(西田望見さん)のソロ曲。
トロワとテトラのミニアルバム、本日発売です!今回トロワのテーマはド直球の「愛」です。直球ですが様々な形やシーン毎の愛を全体曲やソロ曲の通しで表現しています。テトラは「変容」です。特にソロ曲はキャラ毎に季節感へ軸を置いており、その移り変わりもお楽しみ頂ければ!(PC椿本)#リステ
— Re:ステージ!公式 (@rst_project) November 6, 2019
4人のソロ曲はそれぞれ四季をイメージしており玄刃は冬を担当しております。冬と言っても師走や年末年始の街中の人混みの慌ただしさ、寒い中を走って熱くなっていく身体のイメージがイントロのスラップからずっと展開されます。
【本日発売】
— 藤井健太郎 (@kenfujie_guitar) November 6, 2019
Re:ステージ! ドリームデイズ♪SONG SERIES⑩
テトラルキア「Be the CHANGE.」収録
M-5. Invisible Diamond / 城北玄刃(CV:西田望見)
作曲、編曲、ギターを担当させていただきました!リズムの起伏、フィドルやブラスでリーダーの知性あるロックに仕上げました!#リステ#リステDD pic.twitter.com/tm79rChCrd
本曲に携わっている藤井健太郎さんはリステ以外で好きな曲のひとつ有超天シューター(祭nine)のギターも担当していたので共通点が見つかった時は嬉しかったです。
メロディが東方Projectやボカロっぽいという意見がありますが、ブラスアレンジによるものでしょうか?
筆者は元より東方も好きなので同アルバム内の曲では比較的自然に耳にスーッと染み込んでおススメ曲になっているのだと思います。
そうだ!!!テトラルキアメンバーのソロ曲の時はみんな「テトラルキアのリーダーの○○です」って言って歌を歌いました。皆さま気がつきました?テトラ作戦会議でこうしよっかーと決めてウフフと盛り上がってました。テトラメンバー仲良し。みんな大好き♡ #リステ
— 西田望見 (@NozomiRuuuu) November 17, 2019
また、西田さんのツイートにあるようにテトラルキアのソロ曲では4人とも最初に「テトラルキアのリーダー!〇〇〇〇」と名乗りながら登場しておりソロ曲の強みが存分に発揮されていました!
昼16:ガジェットはプリンセス
脳を破壊しにかかりたい*5という話の通り立花さんの声と電子音のダブルアタックが聞く者の語彙力をミジンコにしてしまう事に定評のある一曲。破壊といっても創造の前に破壊ありってやつです。カエタャ…
さて今回は振り付けが出来上がっていたのですが、氏はKiRaReメンバーの中でもダンススキルがトップクラス*6であり
「ショータイムを構築中 BPM計測中…」からのパントマイムのような動きとピコピコムーブがそれを裏付けていました。曲を聞くだけでは想像できないキレッキレのダンスはブリリアントでビューティフル!フルでムテキコマンドを入れてくれる日が来てほしいですね!メエムチャ…
昼18:せーので跳べって言ってんの!
香澄(岩橋由佳さん)のソロ曲ということで彼女のクールなイメージを浮かべながら聞いたらあらまビックリ*7。マイクじゃなくてエアガン持ちながら歌ってそうな彼女の熱い一面という解釈が生まれるライブ映え抜群ソング。
リリイベのライブで氏が登場するやいなやその日一番の歓声が沸き起こったのを覚えています。
しっとりした曲調のステレオライフの次にこれという事で、いきなり尻に鞭を打たれたかのようにイントロからみんなスイッチが入っていました!もちろん筆者もヒートアップ。
せーの!JUMP!
……もうみんな忘れてそう
メドレーがどこまでというのは意識してる余裕はなく「やっぱりこれもShort ver.かな?もっと跳びたいよ」と思っていたら…
♪照れ臭くてもいざ行け!
「「「Foooooooooooooooo!!!!!!!」」」
まさかのフル リリイベを見てこの曲で跳ぶのを楽しみにしている人が多いのだろうと思ってフルにしてくれたのだと思います。夜の部のFor you! For みい!も同様にメドレーの中で突然のフルだったため同様に曲の途中での盛り上がりがグワッとやってきました。
せーので跳べって言ってんの!
— 岩橋由佳 (@yu01_12ka) November 17, 2019
本当に楽しかったです!!!
イヤモニを付けていてもうっすらみなさんの声が聞こえてきて楽しそうな表情が見れて嬉しかったです☺️実は振り付けはめえちゃんが考えてくれました!すごすぎる!さすがプリンセス✨
ありがとう(*ˊᵕˋ* )!!#リステ pic.twitter.com/noOcyOV1AG
振り付けは立花さん考案との事。この詳細はKiRaRe Radioで語られるのですが立花さんがメンバーをどれだけ大切に思っているかが分かります。
リアルでもエンジェルとプリンセスの結束が見られてライブの後も幸せで満ちています。
昼19:Infiction
疾走感あふれるリズムに歌詞、そしてアウトロの暴れ狂ったベースがたまらない逸曲。
ステラマリスは初期の曲にはアイドルらしいキラキラした曲もあるのですが、カッコ良さに振り切ったロックに路線が定まってからも田中さんの可愛い声がそれを損ねずむしろ曲全体を引き立てているのが素晴らしいです。駆け抜けろ!!!
ここからステラマリス→トロワアンジュ→テトラルキアと続けて新衣装へのチェンジタイム!
隣にいた方が新衣装の3人を見るや否やその日一番のボリュームで喜びの声を上げていたのが印象に残っています。
🦋 #リステ 🦋
— 田中あいみ (@kanataimi) November 17, 2019
昼も夜もみんなと全力でライブ!!
最高だったね!!
ステラマリスはお揃いのリングつけたり、髪もポニテお揃いにしてたんだ〜✨
みんなの「さんご〜!」って声援や珊瑚色のペンライトから勇気をもらったよ☺️💖
おかげで心満たされてる〜〜!
次はワンマンで、また会お。 pic.twitter.com/LkP0pgGoWr
最強アイドルのポジションにふさわしく「私たちの下に集え!」というメッセージが込められている気がする軍服のようなデザインが素敵ですね。
昼20:Silent Dystopia
開始からすかさず展開される壮大なファンタジー。ラスボス戦かのようなコーラスとメロディの中で輝くヒロイックな歌詞が聞く者を鼓舞させるトロワアンジュの名曲。
黒い姿はそれまで真っ白なイメージが主だった3人の新たな可能性の象徴でもあります。インストでもぜひ聞いていただきたくそちらのリンクも載せてみました。
アンジュ=天使なのに歌唱力おばけだの聞く風呂*8だの散々な呼ばれ方をされてる気がしますが事実、ライブ音源が録音を超えた力を持っています。それまでリステップやCDで曲を聞いたことあるはずがライブ映像を試聴したとき「なんだこの力強くも優しい歌声は…」と圧倒されました。
Silent Dystopiaはトロワの曲の中でも特に生で聞いてみたいとずっと思っていたのでそれが叶って良かったです。
アラサー独身だけど結婚式で流してほしいと考えている「エンゼルランプ」はアニメで使用されたものの両部で未使用なのでこちらもいつか生で聞いて心の庭を草花でボーボーにしたいですね。
夜02:リメンバーズ!
♪(イントロ)
無「オ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!」
特番でチョイスされ牧野さん自身も「思い入れのある曲」との事ですが、2ndライブを最後に歌っていないらしく*9、今回もどうかなぁと若干不安めいていた夜の部2発目がこれだ!!!!!!!やったあああああ!!!!!!!!!!!昼の部で汗をかきすぎてもう涙が出づらい状態でも目元がヒクヒクしてしまいました…
冒頭の記事中にもあるように、この曲は筆者にとってリステ楽曲の奥深さを知るきっかけでもある特別な位置づけです。
包容力と元気さの両方を備えたメロディ、冒頭の「子供っぽくても笑わないから」という歌詞はこの作品全体におけるトゲ抜きや善意の象徴だと考えております。
(教えて…と尋ねる側が既に「子供っぽくても」と言ってるのはおかしい気がしますが
この曲はリメンバーズ呼称の由来でもあり、好きなものを答える立場はKiRaReだけでなくこの曲を聞いている我々も含まれると思うので
答える側の「子供っぽくても…」という予防線を聞き手が代弁していると解釈して自分の中で納得させます)
ストーリー中では紗由のアヒルや彼女の母に関するやりとりと、
アニメ第3話でかえがオタク特有の早口を発動してしまった際の受け答えが代表的です。
また作詞・作曲・歌ほかは言わずもがな大人がやっているものですが設定上は中学生が歌っている曲です。
小・中学生というものは心身の変化が顕著な期間であるため卒業ないし入学を通して
主に固有名詞で語られる事*10に関してそれまで好きだった・やっていた物事をやっている同い年の他人を「いい年こいて」「ガキかよ」と否定しがちで*11多様な価値観を認められるようになるのはもう少し先の話です。
価値観という言葉が出たのでここで今回のセトリの件について思う事。脚注参照*12
ここまで長~く語った背景が筆者の中では前提となっているため
(設定上)中学生のKiRaReが他人の好きなものを否定しない、「笑わない=馬鹿にしないから」と語りかけてくれる事が、リステの世界が善意に包まれている証拠なんだなと考えております。
ただし上に述べた性徴に伴う価値観の変化そのものはヒトの構造上必然であり、そこから多様性を認められるようになるタイミングはバラバラです。
これ以上はお気持ちレベルになってしまうのでホントにいい加減にします。
キラメキFutureの振付けの一部はこの曲から採用されているため、どこかなと探しながら皆の振付けを見る楽しみがありました。
他にもアピールタイムの部分がライブでは歌詞通りではないため、それを聞くのもこの曲の楽しみです。
”いい感じ”の位置でトドメのポーズを見られて幸せだみぃ…
夜07:DESERT BLACK FLOWER
碧音のソロ曲。ハイスコアチャレンジでの先行プレイから長い事リステップに実装されていませんでしたが10月の更新でついに実装されました。ソロ曲という事で孤高の存在がまーちゃん大切な人の元へと向かっていく旅路のような歌詞が特徴です。
こちらもレースゲームにそのまま使えそうな疾走感バリバリの曲で夜の部のメドレーに華麗なロケットスタートを決めてくれました!
「1番!式宮碧音!」
受験番号みたいですがリステップの現行メインストーリーがちょうど過去編なのを意識していたのでしょうか?ランラランラランララン♪
夜12:アイノウ・アイノウ
陽花(花守ゆみりさん)のソロ曲。リステップ内の開放条件であるメインストーリー第27章はオルタンシアの2人の絆をより一層強くする、涙なしには見られないエピソードです。
先輩リメンバーズ曰く花守さんはツアーはお休みだったため、夜03:君とインフィニティとともに今回がライブ初披露との事。
本曲は花守さんが傘を使ったパフォーマンスをしたことがやはり記憶に残ります。顔を隠したり、放り投げたりとブチ上がる方向とは逆方向に没入感を演出してくれました。
夜15:ミライKeyノート
「あれ?ミライKeyノートってまなさゆで昼にやらなかったっけ?」
いや…この曲の本来の歌手は…
なんと段上に姿を現したのは岩橋さん!香澄ソロver.!
香澄「自分の声をもっとみんなに聞いてもらえるんだ、って。それがボクの夢だった」
かえ「あの歌をあなたの声でも聞きたい…」
第3話でのかえの願いがここに叶った瞬間です。これもまたReflection
この曲は原曲・舞菜&紗由・香澄ソロと3つバージョンが存在していますがそのすべてでイメージがガラリと変わって聞こえるとんでもない曲です。
曲名は未来、昨日の言葉遊びも含まれている事からアニメのシナリオと合わせて1曲に複数の顔を持たせている事が窺えます。
夜18:Seventeen Feels
トロワアンジュが聞く風呂なら、テトラルキアは
聞く抗うつ剤
聞くアンチエイジング
アラサー独身の筆者もライブ後に身内から「23歳くらいの時に見える」と言われました!
※言われたのは本当ですがアンチエイジングに関しては個人の感想です
若さや青春、「動」、解放感を連想させるパンチの効いたロックバンドがテトラルキアの特徴です。最初に紹介した玄刃のソロ曲にも同じことが言えます。
カナリア等最初からフルパワーで仕掛けてくる曲もありますがこの曲はバラード調なのが最初のサビで暴走し始めてアウトロで我に返って〆るのがチャームポイント(?)です。睡蓮花(湘南乃風)よろしく作曲が途中で殺されて乗っ取られたor躁鬱起こした説
デデッ!がブチ上がりGOサイン。現場にいるとテンションのスイッチのON/OFFが非常に楽しいです。
同ユニットの作詞・作曲の半数以上を担当されている石川慧さんは復興のサウンドディレクターも務められています。どうかフォロワーさんにもSeventeen Feelsは”謎の光”の影響であんな風になったのかどうかを考察していただきたい
夜25:Dear マイフレンド
Purple Raysのカップリング曲。あちらがステージでのパートナーを歌った曲ならこちらは日常的な部分も含めたオルタンシア2人の友情・絆を歌った曲です。
「最後の曲だよ!」
そしてこれがアンコール前の最後の曲。事前にお知らせがあったように花守さんがこの日をもってリステを卒業するため最後にふさわしい曲が披露されました。それだけに歌詞の一つ一つに感動してしまいます。
♪だから目一杯のありがとう 一緒にほら 笑っちゃった
…
♪いつだって ほら ココロはひとつ ずっと見ててね
「ずっと見ててね」からラスサビに移るのですがここで小澤さんが泣きそうな声を出してしまいますが何とか最後まで歌い切りました。
リステ公式からの花守さんの件のツイートを筆者がリツイートした際、
リステに触れていなくても他のタイトルで氏の担当するキャラが好きだと言っていたフォロワーさんやアニメ・声優に関心のあるフォロワーさんがさらにリツイートしてくださったり、
小澤さんが近いうち明かすと言っていた悲しいお知らせの件を思い出してくださっていた事が実はすごく嬉しかったです。この場を借りてお礼申し上げます。
……
そしてカーテンコールで花守さんに花束が贈られました。しかし湿っぽい雰囲気はなるべく引きずらないよう幕を閉じたいのか花守さんからの言葉も短めでした。それはこの後のアンコールの曲からも窺えます。
キャストの皆さんが姿を消した後はもちろん「Re:ステージ!」というアンコールがかかるのですがなんか早めでしたね(笑) 焦るなって…
夜EN01:Don't think, スマイル!!
夜EN02:ハッピータイフーン
それぞれ2回目となりますが、どちらもノリノリになれちゃう明るい曲です。
湿っぽい雰囲気を完全に吹き飛ばそう、参加者も笑顔で1年ぶりの全ユニット合同ライブを帰ってほしいという計らいでもあり、歌詞の一部を見れば花守さんを笑顔で送り出すための選曲でもあるのかなと思います。
~Don't think, スマイル!!~
♪落ち込んだり 迷っても 最後には笑顔で
~ハッピータイフーン~
♪なんか凹んじゃうときは(OK) 私たちの風で あなたの背中を押したいな
♪私たちの風は あなたの笑顔も 泣き顔も
みんなみんな全部全部オーライ! のせて進むんだ
本当に本当に最後の曲。筆者も残る力を振り絞ってスマイルとハッピーのタイフーンを起こし、目一杯のありがとうをキャストに向けました。
花守さん、今までありがとうございました!
…こうして夢のような素晴らしい日が幕を閉じました。
最後に
リステの世界にハマって"だいたい"4ヶ月。
牧野さんがカーテンコールで言った「Re:ステージはまだ序章」という言葉は、時に先輩リメンバーズの皆様との差に悩む筆者にとって気持ちを和らげてくれた言葉でした。
そして来年には各ユニットのワンマンライブ開催が決定!ドンドンパフパフ~!🎉🎉🎉
今回使用されなかった曲も生で聞けるかもしれないチャンスと、今回みんなで一緒にブチ上がった曲をまた楽しめるかもしれないチャンスができました!
リステの世界はいつも腹八分目で、楽しい気分でお腹いっぱいなように感じてもすぐ次が楽しみになってしまいます。
♪忘れられない1日 また咲いた
♪今日までありがとう そしてこれからもよろしくね
…という367daysの歌詞の汎用性すげえなと感心しつつこれを記します。しかし生後4ヶ月の「今日まで」に重みがどこまであるか
主観多めのレポートで恐縮ではありますが、
ここまで記事を読んでくださった皆様にもありがとうと伝えたいです。
トゥギャれるその日まで 生きねば
*1:リステファンの呼称。アイドル界隈ではファンを独自の呼称づけするのはよくありますね。
*2:メドレー部分は除く
*3:余談ですが式宮碧音とロボッピ(VRAINS)の声優さんは同じ高橋未奈美さん
*4:過去のイベントではあったそうです
*5:KiRaReソロ楽曲、すげー6曲が出来たよ・・・!|伊藤翼|note
*6:10月6日放送 #11 セットリスト公開! | アニソン!プレミアム!ブログ|NHKブログ
*7:初めて試聴できたのは7月30日。例の奇声を上げていた第5話は8月3日初放送
*8:筆者が知る限りでは2ndライブ映像の配信に見入って風呂に入るタイミングが無い旨のコメントが流れた際、「ならトロワの曲で浄化されればいいだろ」というコメントが続き、さらに「聞く風呂で草」と続いたのが発端?そこから後のKiRaRe TVのトロワの新曲紹介でも聞く風呂コメントが見られました
*9:KiRaReの自己紹介ソングであるため対バンツアーでのコラボに不向きだったのかなと筆者は思います。ちなみに特番内で紹介された曲は半数以上今回も披露されました
*10:筆者の経験では某OCGや携帯獣が好きな人とその話題を校内でし
それを盗み聞きしていた同級生が後で「お前まだ○○やってんのか
「アニメ」は固有名詞ではありませんが、これも似たような扱いを
友人の弟が中学生になった時、クラスでアニメやゲームの話題で盛
ちょっと嫉妬してしまった覚えがあります。
*11:ではアイドルへの夢を反対した紗由の母は精神がお子様なのかというとそれは違います。
そもそも趣味と将来の夢は時間軸が違います。時間軸が違うとはどういうことか?時間軸が違うという事です。
前者の範疇であれば現時点の行動だけで完結するものですが
後者=将来となればすぐに完結しませんし、実現が不確かです。
歌とダンスの練習ばかりして学生の本分である勉強時間を削りすぎないように、
後戻りできない所まで努力してから立ち上がれないレベルまでに
挫折してしまわないようにといった警告と親としての責任が込められているのだと思います。この答えについてはまさしくステレオライフにメッセージが込められていますが別の曲にまで脱線してしまったのでいい加減にします。
*12:牧野さんが最後に「Re:ステージ!はまだ序章」って言ってた癖にOvertuRe:から回帰したStartin' My Re:STAGE!!(参照 https://twitter.com/Tsubasacurry/status/1178310778715197442)で〆じゃねえのかよ公式サイドがアニメ化で浮かれてそれまでの積み重ねを蔑ろにすんなよ俺と運営の捉え方が違うクソとお気持ちしていたのを見つけてしまい頭坂東美久龍音楽ダンススキル抜きになりそうだったので書きます。
某コリジョンオフで批判ばかりの中、面白いと思った派が誰もどこが面白かったかを挙げずにしびれを切らしたフォロワーさんの名言をリステというタイトルで置き換える形ではありますが、前提として「曲が2ndの時より倍近く増え、さらに時間制限がある中で2500人中2500人が完璧に満足できるセトリは組めません」。
なので「〇〇をやらないから無能」「〇〇はワンコーラスだからダメ」といった考えは価値観の押し付けになり良くありません。
誰がいつ・どの曲からハマり、誰を推し、どの曲を推し、どんな順番で曲を知っていきながらライブ当日まで過ごしてきたかはバラバラのはずです。リステを知って4ヶ月の筆者が知った風な口をきいて申し訳ないのですが、今回までイベント後のお気持ち表明やスクショ4連晒しをほとんど見ない事や何か揉め事等を起こして非リメンバーズやまとめサイトの間でリステオタクガ-となったのを聞かない事から、古参も新参もリステに対して良い思い出を短い期間でも貰ったならそれは「好き!」と誇れる立派な理由になることが本コンテンツの良さ・優しさと信じています。
それを踏まえて今回の最後がハッピータイフーンなのも花守さんを笑顔で送り出して参加者も笑顔で1年ぶりの全ユニット合同ライブを帰ってほしいという意図であり、
歯抜けした曲については無理やりではあるが来年のワンマンライブに期待をもってもらおう、燃え尽き症候群になってリステから離れないでほしいのであろう椿本Pの意図を(擁護気味に勝手に解釈して)尊重すべきだと思います。最後に身も蓋もないダブスタ的な事を言ってしまえば、本人はずっと見守ってるよと言葉をかけてくださったとしてもリステ卒業で「もう一度Re:ステージ!」が歌い出しなのも違和感しかないと思う。
筆者はもちろんMCなしのせわしなさやセトリの件による内的要因およびOvertuRe:等での家虎、待機列中の厄介出現など外的要因によるマイナスを加味しても今回は100点満点のライブと感じてます。というかこの日会社の携帯が鳴らなかったので90点加算されてます。